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Wagamama
Pastries & cafe
766 King St. W.
Tel. 416-603-0369

月〜金 8:00〜19:00
9:00〜18:00
10:00〜17:00
キング×バサーストを
西へ徒歩2分
日系カナダ人であるジューンさんとミワさんは日本でケーキショップの食べ歩きをした経験を生かし、2000年に『Wagamama』をオープンした。

Creme Brulee
フランス生まれの恋するお菓子
『クレーム・ブリュレ』
香ばしいパリパリの表面とトロトロのクリームが絶妙なハーモニーをおりなす『クレーム・ブリュレ』。見た目はシンプルだが中身はとても贅沢な、とっておきのフレンチデザートだ。
Creme Brulee($4.00)>
キング通りの西に位置するカフェ『Wagamama』。店内に入るとすぐ目に飛び込んでくるショーケースの中には、もしもお腹が空いていなくても、もしもダイエットを決め込んでいたとしても、どうしても食べたくなるような美味しそうなデザートがいっぱいだ。

2人の若いオーナー、ジューンさんとミワさんがきりもりする赤い壁が印象的なこのカフェは、とても居心地のよい空気が流れる空間である。さらに、カフェで使用・販売している、ジェーンさんのお母さんの作品を始めとする和風の食器が、日本テイストを取り入れたデザートたちをより一層際立たせてくれるのだ。

人を幸せにするデザート
一体何人の女の子が、映画『アメリ』を観て「あれがやりたい!」とクレーム・ブリュレを食べたことだろう。主人公、アメリの趣味の一つがクレーム・ブリュレの表面をスプーンで割ること。この映画は、そんなささやかなことだけが幸せだった女の子が、ひょんな出来事をきっかけに、人をちょっとだけ幸せにすることに生きがいを感じ始め、彼女自身も本物の恋をすることとなる…というストーリーである。アメリはまさに、シンプルだけど中身は濃厚な、クレーム・ブリュレのような女の子なのだ。

ところで「プリンとクレーム・ブリュレは同じもの?」と思う人も多いことだろう。日本で販売されている『なめらかプリン』というものがあるが、そのクリーミーさがクレーム・ブリュレに非常に近い。ミワさんによると、プリンとクレーム・ブリュレは材料が異なり、焼く時の温度も違うので、食感が全く異なるものが生まれるのだそうだ。プリンは全卵と牛乳を使うのが基本で、クリーム・ブリュレは卵黄とトロトロさのヒミツの一つである生クリームを使っている。さらに『Wagamama』では、上質のバニラビーンズをたっぷり使用しているので、風味が格段に素晴らしい。

そしてトロトロさのヒミツのもう一つは焼き方にある。このお店では、深めの大きなトレイに水を張り、材料を流し込んだクレーム・ブリュレの型を並べてオーブンに入れる。そして約35分間、熱すぎない温度に保った状態でゆっくり、ゆっくりと、お湯の温度をクレーム・ブリュレに伝えていく。まるで温泉たまごのようである。さて、一番重要なのが表面のパリパリであるが、「食べる直前に作るのが望ましい」そうで、注文を受けてからグラニュー糖とバーナーで程良い焼き色が付けられる。これでクレーム・ブリュレの完成、というわけだ。

ついに至福のとき

さぁ、アメリのようにスプーンを握り締めよう。まずは表面の確認。コチコチと良い感触がする。そして「エイッ」と少し強めにスプーンを振り下ろすと、ピシッという音と共に表面にヒビが入る。ここまで来ればこっちのもの。「早く食べたい!」とはやる気持ちを抑えつつ、パリパリくずしをしばし楽しむ。「そろそろ良いかな?」という加減になったら、スプーンで適量のクリームとパリパリをすくい、口に運ぶ。その瞬間に思わずにんまりしてしまう程、なめらかな口当たり。クリーミーさに身も心もとろけてしまいそう! パリパリも程よいアクセントとなっている。

クレーム・ブリュレは、人をちょっとだけ幸せにする。そして、アメリのように殻に閉じこもって自分の気持ちを伝えられない恋する人に、勇気を与えることができるかもしれない。

文/四方 奈央子
Green Tea Cake
($4.25 写真左奥)
グリーンがきれいな抹茶のムースとスポンジが6層に重なっていて、フワッとした口当たり! 甘さを控え目にしている分、抹茶のほろ苦さと香りを堪能できる。
Cream Puff
($1.00 写真右奥)
クリーム・パフは日本語で言うシュークリームのこと。ふた口サイズのシュークリームは、カスタードクリームがなつかしい日本の味。
Bread&Butter Pudding
($3.75 写真手前)

濃い目のキャラメルソースと相性抜群のパンプディングは、たくさんのレーズンがアクセント。カフェでデザートを注文すれば、可愛いデコレーションが施されるのが嬉しい。

店名『Wagamama』の由来は、オーナーの2人が店をオープンする時、両親に「わがままだ!」と言われたことからだそう。ホールケーキの注文ができたり、サンドイッチとスープでランチができたり、とてもバラエティーに富んだカフェ。
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