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店舗写真
Dumpling House
Restaurant(餃子樓)

328 Spadina Ave.
Tel: 416-596-8898

(営)
毎日 11:00〜22:00
スパダイナ×ダンダスから徒歩5分。
中国語が飛び交うこの店の主、Makさん。

Pork Mixed with
Fennel Dumplings(茴香肉餃)
ハーブの青い香りが中華家庭料理に包まれる
茴香(ういきょう)と
豚肉のアツアツ水餃子
日本でも人気の餃子だが、店でも家でも、普段目にするのは焼餃子だろう。しかし今回は、中国北方の最も一般的な食べ方で風変わりな餡が入った餃子をいただいた。
Pork Mixed with Fennel Dumplings
茴香肉餃(大$6.99、小$3.99)
メイン画像
スパダイナ通り、中華街の真ん中に『餃子樓』と書かれた大きな看板。そんなに大きく宣伝されては、餃子好きの日本人として通り過ぎる訳にいかない、という訳で立ち寄ってみた。なるほど、その名に恥じずメニューには15種類もの餃子がズラリ。しかし、そのうち13種は『焼』ではなくて『茹』、つまり、スチームとメニューに書かれている。これは日本で言う水餃子だ。

熱々の肉汁鉄砲、火傷にご注意
中国北方地方(黄河から北の地域)の代表的な家庭料理とされている『餃子』。中国で『餃子』と言えばその殆どが水餃子や蒸餃子を意味するのだそうだ。北方地方では釜で茹で上げ、南方では蒸籠で蒸すのが主流とか。ここ餃子樓で扱うメニューは北方料理。従って、出される餃子は『水餃子』となる。

ぐらぐらと煮立った湯から釜揚げされた餃子が、湯気にのってテーブルへ運ばれてくる。皮はつるんと艶良く、箸でつまめば弾力がある。では早速、とひとつ口へ運ぶ。 プシュッ! ウァッチッチッチ〜! アツアツの肉汁が水鉄砲のように吹き出し、その汁と一緒に独特な甘い香りが口いっぱいに広がる。しかし、その優美な芳香を楽しむ暇なく、口の中は熱い肉汁の嵐。欲張って早々と口に入れた当然の報いとはいえ、危うく大火傷だ。しかし、喉元過ぎれば…と更に2つ目に箸が伸びる。では、2つ目はじっくりと、中身に使われている茴香(ういきょう)を観察し、味わいながらいただく事にするとしよう。

お気に入り餃子を探せ!
茴香の英名はフェンネル。臭味をとるハーブとして有名だが、スーパーで良く見かけるのはドライシード(乾燥種)。そのためてっきり餃子にもそれが入っているのかと思っていた。ところが、使われていたのは葉の部分。細い茴香の葉は種とはまた違う新鮮な香りを醸し出す。甘いながらもさっぱりとした独特のその香りは、プルルンと弾力のある皮の中に凝縮されており、一旦その皮を破ると、肉の旨味と共に口の中へ広がってゆく。餡は量も塩加減も食べ応えある皮と相性ピッタリで、自然と手が伸び「つるん」と喉越し良く次々とお腹に入ってしまう。

しかし、かなり癖があるこの茴香の餃子、変わったものにトライしたい人には最適だが、あまり好みではないという人もいるかも知れない。それならば13種もの餃子の中から自分のお気に入りを見つけよう。メニューには大(25個)小(12個)の2サイズがあり、値段も手頃。好きな味に出逢うまでいろいろと試してみるといい。
定番の肉餃子、セロリ入りなどもなかなかいける。ちなみに、この店に数回訪れた事のあるマーティン首相のお気に入りは鶏肉餃(Minced Chicken Dumplings)だとか。さて、あなたのお気に入りはどれ?

文/岸 黄葉
Fried Pork Dumplings
猪肉鍋貼($4.99)
ムチムチ感をそのまま残して、外側がきつね色に焼かれた皮は独特な食感。『焼』はニラなしとニラ入りの2種。冷凍された餃子の持ち帰りもできるので、家でお好みに料理するのもひとつの手。
Eggplant with Garlic and Chili
魚香茄子($6.59)
ニンニク、生姜をふんだんに使い、味は濃い口に仕上げるという北方料理。まさにご飯が恋しくなる味だ。この店の主役である「餃子」を差し置き、ご飯とともに食したくなる一品。
店内のカウンターやまな板はなんと捨てられていた大木から作られたもの。数々のリサイクル品がセンス良く使われている。
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