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The Coffee Mill
The Coffee Mill
99 Yorkville Ave.
Cumberland Court
tel:416-920-2108
 
月・火 10:00〜22:00
水〜金 10:00〜23:00
10:00〜24:00
12:00〜24:00

map
▲地下鉄Bay駅より北西へ徒歩5分

owner
▲「ハンガリー料理は、日本人の口にも合うはずよ」と語るマルサ。

体ほっこり、ハンガリアン・シチュー
Hungarian Goulash
食材の旨みがとけこんだ素朴な味
Hungarian Goulash ($6.50)
Hungarian Goulash
慌ただしくすぎる年末年始。心なしか、街行く人々の足取りも早い。ゆっくりと休みを取りたいと思っていても、街中のカフェでさえ慌ただしさの中にあるようで落ち着かない。そんな時にオススメなのが、今回紹介する「The Coffee Mill」。ダウンタウンのど真ん中、ベイ駅に程近いヨークヴィルに位置しながらも、都会の喧騒を感じさせない落ち着いたカフェ&レストランだ。本格的なコーヒーが楽しめるのはもちろん、トロントでは珍しいハンガリー料理も味わえるこの店、未知なる味に期待を寄せて、小雪がちらつく中を訪ねた。

伝統的な料理を歴史ある店でいただく
オーナーのマルサはハンガリー出身。1951年にカナダへ渡り、63年から今の店を経営している。「トロント初のオープンカフェを作ったのよ」と、当時の写真を交えながら話してくれた。当時は、コーヒーとサンドイッチ、代表的なハンガリー料理のグヤーシュだけという、とてもシンプルなカフェだったという。しかし、もっと多くの人にハンガリー料理を知ってもらいたいと、徐々にメニューを増やしていった。

今回オーダーしたのは、開店当初からメニューにあるグヤーシュ。サーブされたグヤーシュは、具沢山の鮮やかな赤いスープで、なんともいえない匂いに食欲をそそられる。心の中で「お腹がハングリー」などとつまらないことを考えながら、早速口に運ぶ。すると、口中にスープのうまみが『じわっ』と広がっていく。さまざまな食材が溶け合ってできたスープは、深い味わいながらもあっさりとしていて、しつこすぎることはない。ジャガイモやニンジンはもちろん、牛肉もとろけるほどに柔らかくなっており、次々と口に運んでしまう美味しさ。ほんのり辛い味付けになっていて、体の中からポカポカとしてくる。
その昔、羊飼いたちが昼食用にと、野外で大きな釜で作ったスープがグヤーシュの起源だそうだ。そのため、作り方はとてもシンプル。各家庭やレストランで微妙に味が異なるそうなので、マルサにこのレストランのこだわりを聞いてみた。すると「これよ、これ」と、赤い粉末が入った小さな瓶を持ってきてくれた。その瓶の中身こそ、グヤーシュの色や香り、味付けのキーポイントとなる、とても重要なものだったのだ。

日本では馴染みの薄いハンガリー特産の香辛料
キーになる食材とは、パプリカを乾燥させた粉末のこと。パプリカの一大産地であるハンガリーでは、パプリカを使ったメニューが豊富。料理によって種類を使い分けるのはもちろん、テーブルに塩や胡椒とともにパプリカの粉末が置いてあるのも珍しくないとか。マルサも、料理によって甘いものと辛いものを使い分けているそうだ。鮮やかな赤色や特徴的な香り、ほんのりとした辛味はパプリカにあったのかと納得。納得したうえで食べ進めると、より美味しく感じられるから不思議なものだ。例年になく厳しいといわれているこの冬は、都会の喧騒を忘れさせてくれる隠れ家で、ハンガリーの魔法のスパイス・パプリカ料理に魅せられてみよう。

〈文/佐藤 和紀〉
Wiener Schnitzel
▲Wiener Schnitzel
($12.25)
ハンガリーの隣国、オーストリア・ウィーンの名物料理。牛ではなく、豚肉を使うのがこの店のこだわりとか。皿からはみ出るほどの大きさにびっくり!
Palacsinta
▲Palacsinta
($3.75)
クレープ生地に、アプリコットジャムを挟んだシンプルな一品。甘すぎず、食後のデザートにぴったり。クレープの中身は全3種類から選べる。
shop_inside
▲毎週末には、生演奏を聴きながらのディナーが楽しめる。
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