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ホーム > 特集トップ > Say Cheese!!本格チーズを気軽に楽しむ(2009年4月17日記事)- ページ1
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FEATURE 特集
Say Cheese!! 本格チーズを気軽に楽しむ
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人の集うところにチーズあり
緑萌え風薫る季節が近付いてきた。パティオも少しずつオープンしはじめるこの時期。
パーティなどの集まりも増えて、会話の合間につまめるフィンガーフードを口にする機会も多くなるのでは?
今回は、そんな簡単スナックに最適なチーズを大紹介!

チーズ専門店 チーズ専門店

チーズのこと
西アジアに起源を持つとされるチーズは、その後ヨーロッパで普及。6500年ともいわれる歴史を持ち、現在その種類は千数百種に上るという。

チーズは、ミルクに乳酸菌や酵素を加えて凝固・発酵熟成させたもので、製法・ミルクの種類により大きく8つに分類される。熟成させない「フレッシュ」、カビを使って熟成させる「白カビ」「青カビ」、外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させる「ウォッシュ」、プレスして水分を減らした「セミハード」「ハード」、山羊や羊の乳を使った「シェーブル・ブルビ」の7タイプ。そしてそれらを一度溶かしてから加工した「プロセス」チーズがある。

だがヨーロッパではこうした分類よりも、そのままチーズの味を楽しむテーブルチーズか調理用のクッキングチーズというおおらかな分類で、好きなチーズを気ままに楽しむ食べ方が主流。ミルクが持つ良質なたんぱく質とカルシウム、ビタミンが凝縮され栄養価に優れたチーズは、アルコール分解を促し二日酔いを予防する働きまであり、お酒のお供にも最適。まずは心の向くまま、自由にエンジョイしてみよう。

日常にチーズを
数種類を切って大皿に盛り付ければ、簡単で華やかなパーティの一品に。
またパスタやサンドイッチ、オムレツ、サラダにと、チーズワールドは広がるばかり。
試したことのないチーズに手を伸ばすのは少し勇気がいるけど、専門店に行けばチーズを知り尽くした店員さんがアドバイスしてくれるし、試食をさせてくれるところも多い。スーパーの棚に並ぶ加工チーズだけで満足せずに、一歩踏み込んでお気に入りのチーズを見つけてみよう!

国別チーズ紹介

フランス国旗  フランス

Le Chevrot

Le Chevrot (ル・シェヴロ)
【シェーブル】【ヤギ】
リッチでクリーミーなフレーバーは強いクセもなく、シェーブル初心者にもお勧めとされる一品。外皮も食べることができる。果物、塩気なしのクラッカーにのせて、フルーティな白ワインや若い赤ワインとともに。

Pierre Robert

Pierre Robert(ピエール・ロベール)
【白カビ】【牛】
なめらかな食感とバターのようなクリーミーさは、ミルクにさらにクリームを追加しているから。ビロードのような白カビに覆われ、ベリー系フルーツと白ワイン、シャンパンに合う濃厚なフレーバー。バゲットに乗せてハチミツをかけてもよし。

Sainte Maure Caprifeuille

Sainte Maure Caprifeuille
(サン・モール・カプリフィーユ)
【シェーブル】【ヤギ】
できたてはさわやかな酸味が立つが、熟成するにつれて身がしまり、ほっくりとしたナッツのような味に。山羊の乳は子育てする春から夏にかけて豊富になるため、このチーズの旬もこの頃。

Mimolette Vielle

Mimolette Vielle(ミモレット・ヴィエイユ)
【ハード】【牛】
かぼちゃのような色合いを目で楽しんだ後は、外皮を切りとって中身だけをいただこう。からすみに例えられることもあるこのチーズ、熟成につれて硬くなり風味が増し、かみしめるほどに濃厚なコクと複雑な味を出す。

Saveur du Maquis

Saveur du Maquis (サヴール・デュ・マキ)
【ブルビ】【羊】
表面にローズマリー、フェンネル、赤唐辛子などのハーブがまぶされ、熟成につれて馴染む香りとマイルドな後味が特徴。柔らかい質感とクリーミーなテイストは、熟成が進むとより強調される。

Morbier Lait Cru

Morbier Lait Cru(モルビエ・レ・クリュ)
【セミハード】【牛】
もとは「コンテ」というチーズ作りで残ったミルクを用い自家用に作ったもの。残ったミルクを翌朝まで取っておくために灰を振りかけ、その上に再び残ったミルクを足して作っていた。マイルドな味わいはナッツのような後味を残し、辛口の白ワインやフルーティな赤ワインに合う。

Pouligny Saint Pierre

Pouligny Saint Pierre (プリーニ・サン・ピエール)
【シェーブル】【ヤギ】
塩気のあとに穏やかな酸味、甘みとナッツのようなフレーバーが楽しめる。元はピラミッド型だったが、エジプト遠征に失敗したナポレオンが上辺を切り落として以来この形になった。真っ白な中身は、熟成につれて黄色がかりコクが増す。

Saint Julien

Saint Julien(サン・ジュリアン)
【白カビ】【牛】
ヘーゼルナッツ・クラスト入りの層とチーズの層を重ねたデザートにぴったりのチーズは、クリーミーな味わい。表面のくるみと絡み合う食感が楽しい。

ノルウェー国旗 ノルウェー

Maasdam

Maasdam (マースダム)
【セミハード】【牛】
やや柔らかいクリーミーなテクスチャーで、ナッツのようなフレーバー。よく溶けるので、調理用やフォンデュなどにもぴったり。

カナダ国旗  カナダ

Saint Julien

Gris Bleu(グリ・ブルー)
【青カビ】【牛&羊】
カナダでナンバーワンの人気を誇るブルーチーズとシェーブルを重ねた創作チーズ。香りが個性を主張し、混ざり合ったチーズが複雑な味とまったりした舌触りを醸し出す。

オランダ国旗 オランダ

Beemster Classic

Beemster Classic
(ベームスター・クラシック)
【セミハード】【牛】
世界遺産の干拓地オランダはベームスターで放牧される牛のミルクから作られるチーズ。まろやかな味わいはクセがなく親しみやすい。熟成が進むにつれ、栗にも似たコクが増す。

Jarlsberg

Jarlsberg(ヤールスバーグ)
【セミハード】【牛】
サンドイッチ用として主に利用され、独特の甘く、ナッツのような味と穴があいた姿が人々に愛される。食べやすいマイルドな味わいが魅力で、all purpose cheeseとして表彰を受けたことも。

イタリア国旗  イタリア

D.O.P. Parmigiano-Reggiano

D.O.P. Parmigiano-Reggiano (パルミジャーノ・レッジャーノ)
【ハード】【牛】
DOPを冠するのはイタリア政府が認めたチーズの証。外皮は輝くような金茶色。中身の白い粒はアミノ酸が結晶化したもので、本物だけが持つ熟成の旨味だ。熟成とともに増える粒の食感と後を引く味は、一度知ったらもう病み付き。

Black Truffle Moliterno

Black Truffle Moliterno(ブラック・トリュフ・モリテルノ)
【ブルビ】【羊】
チーズが熟成してからトリュフを注入することで、トリュフの風味もチーズの味わいも大切にした贅沢なチーズ。味はシャープだが香りはマイルドで、口の中に広がる瞬間がたまらない。

イギリス国旗 イギリス

Applewood Cheese

Applewood Cheese (アップルウッド・チーズ)
【セミハード】【牛】
イギリスの代表的なチーズ「チェダー」をリンゴの木のチップで燻製にし、甘みのあるソフトな香りを添加。外皮の色はパプリカで付けられたもので、味わいは穏やかでクリーミー。

スイス国旗 スイス

Appenzeller Surchoix

Appenzeller Surchoix(アッペンゼラー・スーショワ)
【セミハード】【牛】
小柄で栗毛のスイス牛から採れるミルクで作られるさっぱりとしたテイストのチーズ。スイスのアッペンゼラー地方で700年以上の歴史を持つ。外皮の薄茶色は、塩水で磨き続けて出される輝き。

アイルランド国旗  アイルランド

Irish Cheddar with Guinnes

Irish Cheddar with Guinnes
(アイリッシュ・チェダー・ウィズ・ギネス)
【セミハード】【羊】
大理石のような模様は、「アイリッシュ・チェダー」チーズをベースにギネスビールを合わせて固めたもの。外皮を取って食べる。もちろん(ギネス)ビールと!ウイスキーにも合う。

 

専門店でお買い物に続く >>

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