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コラムバックナンバー 2003年特集記事

004「芸人ゲイ人外国人」

photo「一体誰が最初に使ったんや! そいつのお陰でエライ目に遭うたがな!シュークリームって単純に靴クリームやがなっ!」というように、日本で英語だと思って使ってた言葉が、こっちに来て全く役に立たない場合がよくある。「スマート」にしても、英語の持つ意味とは全く違う使い方をしてしまっている。一番最初にそういう使い方をした人間をどついてやりたい気分である。綺麗な女性に「自分、スマートやな!」て言うて「何で?」って訊かれたから、「だって痩せてるやん!」って言うたら、アラレちゃんの首が取れるのを初めて見たペンギン村の住人みたいな反応されてもうたがな! 一瞬、人間とそうでない物の境界線を引かれたような気がしたやないかっ!

そんなナンセンス和製英語の中に、「ニューハーフ」という言葉がある。この言葉はあるオカマのキャッチフレーズだったのだが、何処かのピザ屋のサービスと勘違いされてもおかしくなく単純に「新しい半分」って何やねん!という話である。然し、仕事上一昨年辺りからそういうお友達が急増した。そんな彼等(彼女等と言うべきか)全員に見せたくなったのが、あのゲイ・パレードである。

京都で生まれ育った私は、町の取り組み等からして、それを深い歴史を感じる伝統的な装飾が施された鉾や山車が、美しい音色で奏でられる祇園囃子と共に、それを演奏する人達を乗せ、沢山の人の力によって実に情緒に溢れた感じで目の前をゆっくりと通り過ぎて行く「祇園祭」と比較せずにはいられなかった。

あまりテーマ性を感じないが、それなりの装飾を加えられたトラックやトレーラーが、スピーカーの持つ能力の限界に挑戦するかのような爆音で流されるノリのいい音楽と共に、各自思い思いの全く統率のとれていないダンスを披露する人達を乗せ、運転手の右足のさじ加減によって、実に趣きに溢れた感じで目の前を通り過ぎて行く。そしてスクールバスに乗った、「同性愛」に関して理解してるとは思えない子供たちが、水鉄砲で観衆に攻撃を仕掛けてくる。この辺りから主旨が分からなくなってきた感があったが、サッカーシャツを着て普通にサッカーボールを追い駆ける人達がパレードの一環として通り過ぎた時、”それを見て俺等は何を感じたらええねん!「へぇ〜。ゲイの人もサッカーとかするんやぁ〜」って思えばええんか?“と言いたくなった。が、そんな胸に秘めた思いを完全に掻き消してくれた人たちがいた。5〜6人の中肉中背強で、体型の崩れまくった中年のおっさん達が目の前を全裸で、そして笑顔で練り歩いて行った。”ゲイとか一切関係無く、只の露出好きの変態集団やんっ!

最終更新日 : 2004/08/18 (Wed)
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