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041「カナダ在住日本人喫煙者(前編)」

photoカナダ在住日本人喫煙者にとって、知人なりが日本から来るとなれば、必ず買って来て欲しい、喉から手が出る程欲しいもの。それは日本の免税店で買う煙草ではないか?
案の定、私も2人の友人が来加すると連絡を貰った時、日本の免税店では一人2カートン迄という規制が成されている為、数限りある4カートンのみとは云え、確実に買って来て貰うよう頼んだ。(編集部・注:カナダへの持ち込みは一人1カートンまでが免税となります)
1日1箱も吸わず、別に、贅沢にも喫煙に対し積極的なホームレスに分け与えている訳ではないが、2ヶ月程でそれはなくなり、都落ち感覚のカナダ煙草を吸わざるを得ない状況に陥った。別の友人が私を頼りにカナダに来るのを待っていても切りが無い、と云うよりも、友達自体に切りが有り、居ない。
そういう全ての状況から来る多大なるストレスをかなぐり捨てる為、貧乏旅行でアメリカに行ったときに免税店で煙草を買うことにした。何なら煙草を買う為に無理してアメリカへ行ったと言っても過言ではない。免税店では、唯でさえ安くなっている煙草だが、カナダ国内では何故か販売を禁止されている某銘柄に限り5カートンを纏めて買うと1カートン分がタダになったり、2カートンのセットを買うと5ドル割引になったりと、買えば買う程得をするという何とも有難いキャンペーンを実施していた。残念ながら5カートンのセットには私が好む種類(メンソール)が含まれていなかった為、日頃吸い慣れている銘柄とは違えど、カナダの悪質な詐欺とも取れる煙草に比べれば雲泥の差とも云えるマルボロを、約1時間ほど旅の友とも謂うべき財布と深刻に相談した末、合計4カートン(10ドル割引)を購入し、トロントへと戻ることにした。
入国カードや税関申告書に嘘偽りなく正直に持ち物の中身等を記入し、何の不安感も無く、入国審査の時間を迎えた。友人や両親が私の為に日本で購入し、カナダ国内に持込んだ時と全く同様に、何の問題も無くカナダの入国審査を済ませ、入国審査官が「彼女の所へ行ってくれ!」と指差す女性の許へ行った。すると、その女性は人の流れと全く違う方向へと私を導いた。入国審査が実はその女性のお相手審査も兼ねていたのでは? と考え出すと、イマジネーションが限りなく拡がるに連れ、妙な緊張感が沸き上がり、その女性が全く持って自分のタイプで無く、ポッチャリを越えボッチャリと肥えた何の魅力も感じない体型であっても、多少なりに下半身に熱を感じ出した。すると、実に無機質でガランとした広さの別室に私を連れて行ったその女性は勢い良く、空港で飛行機ではないナニを飛ばすなんていう間違いがあってはならないとベルトを心持ちキツく締め直す私の手荷物を弄りだした。そして、彼女は私の性的倒錯の方向性を瞬時に判断したかのように上から目線で云った。「貴方は今、煙草を8百本、持っているわね?」「8百本?いえ、4カートンです」と澄ました顔で否定的に答える私の顔を横目で睨み、その女性は先程よりも強い口調で叱り付けるように言った。「だから8百本でしょ!」

〜つづく

nob morley
先日、人生初のコンパに行ったノブ・モーリー。見事にもてなかったらしい。オモロイだけじゃだめなのかぁ〜。(明らかにダメらしい by 編集部)

最終更新日 : [03/14]
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