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83「幸せの黄色いタクシー」

photo私がカナダに行くにあたって、普通に考えれば最も買わなくてはならない”地球の歩き方“を買わずに、日本で購入した本が一冊ある。それは『ワーキング・ホリデー オフィシャル・ガイドブック』という、日本ワーキング・ホリデー協会が、恐らく毎年出版しているであろう本で、オーストラリアやカナダ等の対象国のビザ申請方法や渡航前の情報収集、生活情報、現地に住む日本人の声や体験レポートに至るまで、ワーホリに関するあらゆる情報を満載したものであった。
この本のお陰でビザ申請は実にスムースに行うことが出来たし、何処に何があるかは全く教えてくれなくともカナダで生活を始めるのに先ず何をすべきかをそれなりに教えてくれたりと、事実かなり役立った。然しこの本、腑に落ちない点が多々あり、『現地に住む日本人の声』という項目の中にあった自称”トロントの母“というおばさんのコメントは納得いかないと言うより腹立つこと山の如しであった。
そのコメントの中に、元々外国人男性に憧れが強い日本人女性が異国の雰囲気に流されて直ぐに体を許してしまうことから、現地人から手を挙げれば簡単に乗れるタクシーに喩えて”イエローキャブ“と呼ばれ馬鹿にされているというのがあり、それを知った時全身にかなりの衝撃が走り、カナダ人の比喩的表現の巧さに唸り、物凄く納得をし、イエローキャブ所属の佐藤江梨子等もそういう傾向にあるのかも…という妄想を膨らませ、下半身が腫上がった。然し、その続きに地下鉄のアナウンスを例に挙げた説教的な内容があったのだ。
”トロントの祖父“としてそのおばさんと何とか会い、逆に説教してやりたくなった。そのおばさん曰く「カナダは日本と違い地下鉄のアナウンスも殆ど無い。これはそれだけカナダ人が自立しているということで、降りる駅にしても自分できちんと理解しておかなくてはならず、日本のような過保護な環境を当然と思っている人はイエローキャブと呼ばれるようになるのも時間の問題だ。だから、そうなる前に私のこの言葉を聞けたことを有難く思って日本に帰りなさい!」
多少なりとも私の感情が含まれた脚色が成されているとは言え、このおばさんの「私はちゃんと自立していたからイエローキャブと呼ばれることもなく、国際的な日本人として立派に現地で生活しているのよ! こんな私を尊敬なさい!」的な気持ちが窺える内容に腹が立って仕方無かった。何が地下鉄のアナウンスが無いのはカナダ人が自立してるからじゃ!単にサービス心が無いだけやろが! 確かに日本の地下鉄はアナウンスが多く過保護な感じもあるけど、それは初めて地下鉄に乗った人のことまで考えているということちゃうんか!? それだけ日本人は親切で、カナダ人は単に不親切やってだけのことやろ! どうせアンタ、イエローキャブ並みにチヤホヤされたかったのに、自分が日本のタクシー並みに相手されへんかったから僻んでるだけやろ! 俺なんかイエローキャブと呼ばれても一切気にせず、なんぼでも乗せたろう! って思てたのに、だぁ〜れも手ぇすら挙げへんかったわ! って、男は関係ないんか?

nob morley
吉本新喜劇で活躍中のお笑い芸人。11月に行われたイベントは大盛況に終わりました。息つく暇も無く、有難いことに仕事仕事の毎日です。

最終更新日 : [12/13]
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