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第三十三話「道行くホームレスの過去が気になる人に贈る、ダメな人々の群像劇」

photo陰日向に咲く
(2008年公開)
監督 : 平川雄一朗
主演 : 岡田准一・宮崎あおい

会社の近くに『ハウル』と呼ばれているホームレスのおじ(い)さんがいる。身長150cmぐらいでガリガリに痩せた、60代ぐらいの男性だ。全財産の毛布15枚ぐらいを背中に載せ、紙袋一つ持ってオフィス街をうろうろしている。そのいでたちと、いつも家ごと移動しているという意味で、会社の誰かがこの宮崎アニメにちなんだ名前をつけたのだが、そうして彼のアイデンティティを認識してしまってからというもの彼の事が気になり始めた。上半身裸で歩いていれば「上着は?」と訊きたくなるし、昼間から寝ていれば「具合が悪い?」と心配になる。そもそも彼が一体どのような人生を経て今に至るのかが、気になってしょうがない。―最近の芸人本出版ブームとは一線を画す劇団ひとりの傑作小説を原作にしたこの映画では、西田敏行演じるホームレスを始めとする、ちょっとダメな人々のちょっとエエ話が描かれている。ハウルさんもこんな人生背負っているのかなぁなんて、毛布の重なる彼の後姿を見て思うボクは、ひょっとしてかなりのおせっかいなのかもしれない。

シネマサト
正直、ちょっと文化人の香りがするようになってから劇団ひとりをあまり好きじゃなくなっていたけど、原作本を読んで改めてその才能に惚れてしまった。

最終更新日 : [11/21]
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