シネマサトの邦画のほ〜がイイかもね!

第五十話「OLのカリスマ、田波涼子の控えめな演技にグッとくる切ない恋話」

東京は梅雨です。毎日毎日毎日、雨が降ったり止んだり、外歩いてると空気が身体にじっとりまとわりついてくる感じ。靴もパンツの裾もびしょびしょだし、食べ物はすぐ腐っちゃうし、地下鉄の中で濡れた傘持つの面倒だし、本当にうっとおしい事ばかりのこの季節だけど、ボクは梅雨ってそんなに嫌いじゃない。ベストは一日中ひんやりクーラーの効いた家で音楽聴きながら本を読んだり出来る日に、しとしと雨が降っている、というシチュエーション。車が道路の水をはねる音をBGMに家で寛いでいると、なんだかすごく幸せを感じる。―そんなツボにはまる雨のシーンがとても印象的なこの作品は、人気モデルの田波涼子演じる、広告代理店に勤めるキャリアウーマン(といっても控えめで優しい雰囲気でボクはとても好きです)が、オフの日にフリマで会った会社の先輩男性に恋するというお話。西島秀俊の繊細すぎる男っぷりにはイマイチ共感出来ないけど、しとしとと降り続く雨のように淡々とせつなく展開していくストーリーに感化されて、「恋したいなぁ」なんて呟いてしまったボクでした。

雨よりせつなく
(2004年公開)
監督:当摩寿史
主演:田波涼子・西島秀俊

[ 2009/07/17 ]

シネマサト
こういう地味目な作品って、たまに当たりがあるから止められない。観るタイミングとか精神状態が大きく影響してるとも思うけどね。

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