シネマサトの邦画のほ〜がイイかもね!

第五十八話
「小林多喜二のプロレタリアな世界をスタイリッシュに描いた娯楽作品」

世の中本当に不況ですね。ここ半年以上、世間話のテーマと言えば「景気悪いですねぇ」がダントツ1位(自分調べ)。この前会社で求人広告出したらいつもの3倍ぐらい応募者が来たし。ちょっと前だけど、定額給付金だって、いきなり国家から国民全員にお小遣いあげる〜♪ってかなり思い切った政策だよね。結局あんまり消費は増えなかったみたいだけど。―確か去年、小説『蟹工船』が例年の100倍の勢いで売れたとかで、「不況でプロレタリア文学復活か?!」なんて騒がれていて、そんな風潮のもと公開されたのがこの映画。学校で学んだ時には、内容よりも作者の小林多喜二が拷問死したことの印象が強かったけど、こういう話だったっけねと改めて感銘を受けた。とは言え、SABU監督のスタイリッシュな映像と近未来的なセットのおかげでかなり原作とは違った印象。物語のメッセージ性も原作よりかなり薄れていると思う。まあ娯楽作品としてはこのぐらいが良いのかもね。映画というより舞台っぽいテイストが強いこの作品、賛否両論だろうけどボクは楽しめました。

蟹工船
(2009年公開)
監督:SABU
主演:松田龍平・西島秀俊

[ 2009/11/20 ]

シネマサト
主演2人と脇役の芸人TKOらのブラックユーモア満載の演技も良かった。衣装デザインもモード系でオシャレです。

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