シネマサトの邦画のほ〜がイイかもね!

第五十九話
「母と息子の禁断の愛を描く80年代ラブサスペンス」

日本のニュースをマメにチェックしている方はご存知だと思うが、最近もっとも世間の注目を浴びた事件と言えば、リンゼイさん殺害事件の市橋容疑者逮捕だろう。市橋容疑者の写真が至る所にばらまかれていたせいか、この事件の認知度は非常に高かったように思う。そして整形して2年半も逃げおおせたことや、彼が医者の息子で大卒のインテリニートだったこと、彼の容姿に惹かれて一部のアホ女どもがファンクラブを作ったことなど、とにかく話題には事欠かない。ワイドショーでは、彼の歪んだ性格は親の期待に応えられなかった劣等感によるものだ、などと専門家が解説しているが実際はどうなんだろうか。―この80年代テイスト満載のラブサスペンスも、お坊ちゃん育ちで東大に落ちて挫折した若造のお話。息子と母親が禁断の関係を持ってしまうという、結構思い切ったストーリーなのだが、妖艶な岩下志麻とニキビ面の坂上忍が息を詰めて抱き合う様に、切なくなるべきなのかツッこんでいいのか不思議な気持ちになってしまう。とにかく女ざかりの志麻さんの美しさが光る作品だ。

魔の刻
(1985年公開)
監督:降旗康男
主演:岩下志麻・坂上忍

[ 2009/12/04 ]

シネマサト
坂上忍のGF役の岡本かおりの棒読み演技がまたイイ味出している。スタジャン着てディスコで踊り狂う姿はまさに古き良きエイティーズだね。

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