シネマサトの邦画のほ〜がイイかもね!

第七十一話
初めからラストまで一気に疾走したい、
マンガちっくなクライム映画

5月病にかかってしまった。上司とは噛み合わず、いつまでもひとり立ちしない後輩にイラつき、中年になった自分に失望し、冴えないプライベートに飽き飽きする。しかも珍しくGWにガッツリ休めちゃったもんだから、なかなか仕事モードに復活できなくて、5月下旬になってもヤル気ゼロの日々が続いていた。そんな中、ボクの前任だった先輩がフランスから一時帰国。ボクはこのモヤモヤ感をぶちまけるチャンスと、先輩を東京の夜景が一望出来る高層バーに案内した。ムード満点のお店で2時間延々とボクのつまらない愚痴に耳を貸してくれた先輩は、これ以上は無いほどの的確なアドバイスをくれ、颯爽とフランスへ帰っていった。そして6月に入った今、ボクはエネルギー全開でパワフルに日々を過ごしているのだ。――“疾走する作家”伊坂幸太郎の小説を豪華キャストで映像化したこの作品は、シャレオツ映像とポップさ満載の演出が見所のクライムコメディ。中盤ちょっと中だるみしちゃうけど、このスカッとした抜け感は今のボクにはジャストミートな作品でした。

陽気なギャングが地球を回す
(2006年公開)
監督:前田哲
主演:大沢たかお・鈴木京香

[ 2010/06/04 ]

シネマサト
2回連続で伊坂原作映画にをご紹介。この人の小説ってホントに日本の映画監督にとって映像化欲を抱かせる何かがあるんだろうね。

前の投稿

次の投稿

▲PAGE TOP