シネマサトの邦画のほ〜がイイかもね!

第八十四話
日本語を偏愛するちょっとヘンなガイジンと
普通の日本人女子のほっこりラブコメ

この前、イギリス出身のある会社の社長さんと仕事で知り合った。大学時代から日本語を勉強していて日本語ペラペラ、日本に20年以上住み、奥さんも日本人なのだが、彼と話していると、日本人のボク以上の日本への愛と理解を感じる。そりゃあ後天的に日本を終の住処と選んだ彼と、生まれた時から自然と日本人だったボクでは日本に対する意識が全然違うんだろうけど(どちらが良いとか悪いとかでなく)、彼から日本の良さを教えられてハッとすることがある。考えてみると、トロントに住んでいた時も日本のことを客観的に見る機会が増えて、日本の美点に改めて気づかされたり、急に愛国心が湧いてきたりしたものだった。―日本語をこよなく愛するアメリカ人トニーと、イラストレーターのさおりが恋に落ちて結婚・出産するこの作品は、国際結婚の面白さと難しさをリアルに描いたコメディ映画。独自の発想で日本を愛する夫と、日本語にも日本文化にも特別造形が深いわけではない普通の日本人妻とのあーだーこーだが、ほのぼのと語られていく。庶民派美人女優、井上真央と原作マンガそっくりのジョナサン・シェアの肩の力の抜けた演技が光る一本です。

ダーリンは外国人
(2001年公開)
監督:宇恵和昭
主演:井上真央・ジョナサン・シェア

[ 2010/12/17 ]

シネマサト
ちなみにこの社長さんは、下町の純和風な家に住んでるんだけど、ありがちな勘違いエキゾチック・ジャパンじゃなくて、オーセンティック・ジャパン・テイストです。

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