シネマサトの邦画のほ〜がイイかもね!

第九十四話
不運にも殺人犯になってしまう男達のアンラッキーな人生を描くブラックコメディ

この世の中には生まれつき強運の持ち主だとしか思えない人っている。例えばボクの会社の社長なんか、決して人望があるとは言えないキャラクターなのに、若くして社長に抜擢され、不況でも必ずどこからか大きな仕事が転がり込んでくる。しかも女子社員からはキモいと陰口叩かれてるような容姿なのに(その時点で強運じゃないのかもしれないけど)奥さんは超美人だし。
性格の良さとか容姿、頭の良さだけで人生が決まるなんて思ってないけど、才能があったり美男美女だったりすることと、幸せかということは全然比例しないと改めて思う。ボクが言っているのは、「つつましく、でも幸せ」みたいな事じゃなく、お金とか地位とか名声みたいな"分かりやすい幸せ"の事。そういう幸せも「何でこの人が?」っていう人がしっかり掴んでいる場合が往々にしてあるってこと。
――偶然が重なり、図らずも強盗や殺人を繰り返してしまう自称詐欺師(堤)とやくざ3人組を描いたこのブラックコメディの登場人物たちは、揃って超アンラッキー。こういうシチュエーションって時々夢でみるけど、犯罪とか命に関わる不運にだけは絶対に見舞われたくない。

アンラッキーモンキー
(1998年公開)
監督:SABU
主演:堤真一・清水宏

[ 2011/05/20 ]

シネマサト
SABU監督の映像って前衛的だけど、何となくサラっとしてるから割と好きです。今気付いたけど、とんねるずの映画『そろばんずく』に出てたんだね〜。

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