外はパリパリ、中はジューシー!
タイ風BBQチキン

Ping Gai

(2009年09月18日記事)



Ping Gai ($11.95〜16.95 ディナー)

有名カフェで楽しむアジアのご飯

1978年にオープンした「Queen Mother Cafe」は30年以上に渡って、クイーン・ストリートの繁栄を見守って来た。店名通り「クイーン・ストリートの母」的な存在のカフェレストランだ。1850年に建設されたヘリテージビルディングに構える店は情緒たっぷり。店内にも、美味しそうなケーキが並ぶ大きなショーケースや黒皮のソファーなど、開店当時から大切に使ってきた年代物が多く、ほっこりと落ち着いた雰囲気で食事が楽しめる。

ジューシーBBQの秘訣は下ごしらえと焼き方にあり!

オーナーのアンドレ&ケリーご夫婦のお勧めは「Ping Gai」タイ風BBQチキンだ。骨なし、皮付きのダークミートを使用している。このメニューのポイントは、何といってもチキンの表面のカリカリ具合と肉の柔らかさ、そして旨味がギュっと閉じ込められたジューシーな味わい!

ニンニク、ブラックペッパーコーン、コリアンダーの茎や根などに鶏肉を漬け込み、24時間以上寝かせて味をしっかり染み込ませているという。カリッと焼く秘訣はサラマンダーと呼ばれる専用の調理器具。網状のコンロは普通のBBQと変わらないが、上部からも火が出て両面を焼くことができる上火式グリルだ。火力が強いので料理の芯まで素早く熱が通り、グラタン、ドリアなど表面をカリっと焦がしたいグリル料理には欠かせない。鶏肉の余分な脂を網の下に落としながらも旨味はしっかりと閉じ込めていて完璧な焼き具合。シンプルなように見えるが、自宅のBBQでは出来ないプロの技だ。

▲Khao Soy Gai ($10.95 ランチ/$12.95 ディナー)
ココナッツがたっぷり入った甘辛いカレースープ。ショウガやミント、コリアンダーなどのフレッシュハーブもたくさん入ってサッパリした後味。

▲The Wasabi Gouacamole ($7.95 ランチ/$8.95 ディナー)
紫色のタロイモを使って作ったオリジナルのポテトチップスは歯ごたえも味もGOOD!ワサビとマンゴーが入ったワカモレと一緒にどうぞ。

ラオス出身のシェフが披露する本場、東南アジアの味

チキンはアツアツのうちにディッピングソースをつけていただこう! このスウィート&スパイシーなディッピングソースもオリジナルレシピによる手作り。ライムとレッドチリが効いている。ちょっと辛すぎるかも…と言う時は、付け合わせのライスの上にチキンを乗せて一緒に食べると、ジャスミン・ライスの甘い香りと相性ピッタリだ。

もう一品、お勧めなのは「Khao Soy Gai」。ココナッツミルクとターメリックのカレースープに、ヌードル、チキン、モヤシ、シャロット、ミント、コリアンダー、ボクチョイのピクルスなど、具がたっぷり入っている。エッグヌードルが使われているが、ライスヌードルをリクエストすることも可能。

25年以上前、交流のあったラオス出身のファミリーからこれらのメニューを紹介されたアンドレが、お客さんに提供してみたら大人気となったという。以降、そのファミリーのメンバーがキッチンを担当するようになり、様々なラオス料理やタイ料理のメニューが誕生した。ここは、今ではカナディアンにも人気の「パッタイ」をトロントで最初に提供したレストランの一つでもあるのだ。

流行の先端を行くお店が建ち並ぶエリアにありながら、昔から変わらない、ゆったりとした時間の流れるレストランカフェ。仲間との食事はもちろん、ひとりご飯や、ショッピングの合間のデザート休憩などにも活躍してくれるだろう。

スタッフ

▲シェフのマット。親子2代に渡り働いているスタッフもいるとか!

〈文・写真/大村 絵理〉

information

外観 Queen Mother Cafe
208 Queen St. W.
tel: 416-598-4719
サイト:www.queenmothercafe.ca

▲地下鉄Osgoode駅から徒歩3分

トロントマップ

月〜土 11:30〜翌1:00
  日   12:00〜24:00
※日曜はブランチ営業あり

店内 ▲アンティークなインテリアが懐かしい雰囲気を醸し出す。飾られているアートは約2週間ごとに入れ替わる

 
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