最高品質の証
“Provimi”子牛のレバー

Provimi Calf's Liver

(2009年10月02日記事)



Provimi Calf's Liver ($18.95)

ビタミン、鉄分、葉酸もたっぷり!
ついに見つけた美味しいレバー料理

ノースヨークのベイビューモール内にある「Oliver & Bonacini Cafe Grill」(以下、OB)は私のお気に入りのレストランだ。「Canoe」など、トロント市内の有名レストラン5つを展開するオリバー&ボナチーニ・グループの中ではカジュアルな店だが、料理とサービスのレベルの高さは一流店と比べても遜色が無い。光がいっぱい入る大きなダイニングルームはいつも満席。仲間同士が賑やかに、恋人たちがロマンティックに、美味しい食事と会話を楽しむポジティブなエネルギーに満ちている。

“Provimi”って何?

「OBの料理をひと言で表現すると、シェフのアイデアやアドベンチャーによって発想されたコンフォートフード」と言うコーポレイト・コンセプト・シェフのマーカス。メニューにある「Provimi Calf's Liver」子牛のレバー料理が気になる。実は好き嫌いの無い私が唯一苦手な食材がレバーなのだが、OBのレバーはトロントでも最高のクオリティーと評判とのこと。"Provimi“というのはプロテイン、ビタミン、ミネラルの3つの言葉から作られた造語で、バランスの良い食べ物を与えられ、理想的な飼育環境で育った家畜のブランドでもある。もしかしたら美味しいレバー料理に出会うチャンスかも? ということでチャレンジしてみることにした。

▲Al Salmone ($15.50)
ストーン・オーブンで焼かれた本格的ピザ。たっぷり乗ったサーモン、薄くスライスされたポテト、モッツァレラとマスカルポーネチーズの相性抜群!

▲Sesame Seared Yellowfin Tuna ($26.95)
生で頂けるお刺身グレードのイェローフィン・ツナ。白ごまをつけて、外側だけ軽く炙り、サッパリと頂く。ツナの代りにサーモン($19.50)でもオーダー可能。

最高品質のレバーのお味は?

サーブされた皿には、スライスされたレバーが2ピース、綺麗な焼き色がついている。「レバーは食感がとても大事。火を通し過ぎるとボロボロになって美味しさも半減する。素材の良さを活かすように調理には気を使うね」シェフのお勧めはミディアム・レア、素材に絶対の自信があることが伺える。オリーブオイル、コーシャ・ソルト、胡椒などで下味がついているので、まずはそのままひと口…まろやかで、舌の上でとろける様に消えてしまった。2口目はすこし大きめにカット。今度はうっすらとしか火の通っていないミディアム・レアの部分だ。火が通っている部分より更にフレッシュな味わいで、苦みや鉄っぽい後味も残らない。あんなに苦手だったレバーをミディアム・レアで頂いて「美味しい!」と感動している自分にもびっくり!

付け合わせもバラエティーに富んでいる。まずレバーの下にはバターミルクを使ったクリーミーでリッチなマッシュポテト、そしてイエロー・ビーツ、コーン、アスパラガス、ビーンズなど季節の野菜が彩りを添えている。トップには低温でじっくり炒めたキャラメライズド・オニオン。自然の甘みと旨味が凝縮されている。レバーをひと口大に切って、マッシュポテトとオニオンとともに頂くと、口の中で全部が溶けてリッチでまろやかな味わいだ。野菜の種類は季節や仕入れで変わるが、いずれもトロントから100キロメートル以内の地元農家から新鮮で確かな品質の食材を仕入れている。

マーカスの落ち着いたクールな表情の下に、料理への情熱が溢れているのが伝わって来る。そんなシェフのアイデアとこだわりが詰まったメニューを頂きながら、心もお腹も大満足のひと時を過ごせるお勧めのレストランだ。

スタッフ

▲15歳で料理の道へ。30代で既に輝かしいキャリアを持つマーカス。

〈文・写真/大村 絵理〉

information

外観 Oliver & Bonacini Cafe Grill
2901 Bayview Ave. (Bayview Village 内)
tel: 416-590-1300
サイト:www.oliverbonacini.com

▲地下鉄Bayview駅から徒歩5分

トロントマップ

月 11:30〜21:00
火〜土 11:30〜22:00
日 11:00〜21:00

店内 ▲シンプルでモダンな雰囲気の店内。少人数の食事からグループでのミーティングやパーティなど様々なシーンに対応。

 
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