キュートでセクシー!
ザクロとチョコレートムースのケーキ

Addiction

(2009年12月04日記事)



Addiction (大 $7.50/小 3 for $11)

個性的なデザインと上品な甘さが
クリスマスギフトにもお勧めのスウィーツ

今年もあっと言う間に12月、この街が一番盛り上がるクリスマス・ホリデーがやって来る。日本では恋人たちが主役のクリスマスだけど、カナダでは友人や家族が集うアットホームな過ごし方が主流。大きなターキーを食べた後でもデザートは別腹!? そんな訳で今日は、特別なパーティーの締めくくりにピッタリのケーキを紹介したい。

"中毒"にご注意!?その名は「アディクション」

クイーンストリート・ウエストの「NADEGE」では毎日、作りたてのケーキ、クロワッサンやデニッシュ、サンドイッチなどが楽しめる。オーナーでペイストリーシェフのナデージュはグルメ都市として有名なフランスのリヨン出身。4世代に渡ってペイストリーシェフという、ケーキとは切っても切れない縁の家系に生まれた。斬新で個性的なデザインが目立つ彼女のケーキには、まるで洋服やアクセサリーかの様なファッショナブルな雰囲気がある。その中でもひと際目立つのが、ピンクのヒョウ柄がセクシーなケーキ「Addiction」。

ヒョウ柄のチョコレートはどんな風に作られるのだろう? 聞けば、まず基本のチョコレートにピンク色のチョコレートパウダーを混ぜて薄く伸ばし、ベースを作る。その上に食用のヒョウ柄模様がプリントされているシートを置き、一つひとつの模様を擦ってチョコレートの方に転写させるとのこと。温度に敏感なチョコレートを相手に難しい作業だ。

▲Sandwich(各$7)
クルミとレーズンのパンのサンドイッチ。フランス直輸入のサラミやダック・パテ、スモークサーモンなどワンランク上のこだわりの素材が美味。

▲Macroon (各$2.10、12 for 22.50、ギフトセット$48)
色とりどりのマカロンは人気のアイテム。オリーブオイル、ブラックベリー、カプチーノ、モヒート、ピスタチオなど、バラエティを楽しんで。

お客さんに"アーティスト"と呼ばれるシェフ

ヒョウ柄で包まれているケーキを縦にカットすると、中身は5つの層に分かれている。まず一番下は小麦粉不使用のチョコレート・ビスケット、次にチョコレートのムース、そしてもう一度ビスケット、その上にうっすらピンク色のザクロ味ムース。トップにはふんわりとした口当たりのライトクリームと超ミニサイズのトリュフが飾られているといった懲りようだ。各層ごとに違った味わいと食感の良さが素晴らしい。特にムースの口溶けの良さと品のいい甘さ、チョコレート・ビスケットのバランスが絶妙だ。

ナデージュのケーキ作りはとても独創的で、様々なリサーチと試行錯誤を繰り返して完成する。「例えばこのケーキに使われているザクロ、最も好ましい形で風味を出すために、どのようにして取り入れるか? フレッシュなザクロをそのまま潰して入れたり、ジャムにして混ぜたり、ピューレにしたり…思いつく限りの様々なタイプを作ったのよ」と言う彼女。最終的にはジュースにしたザクロを加えることで、ライトなタッチのクリームにザクロの仄かな風味を加えることに成功した。素材にもこだわり、チョコレートは全てフランスのヴァローナ社製を使用、目的ごとに多くの種類を使い分けている。クリスマス限定で定番のブッシュ・ド・ノエルやフランスの有名シャンパン"ヴーヴ・クリコ"を使ったゴージャスなケーキも考案中とのこと。フランスのペイストリーの伝統と技術を十分に学んだシェフが作り出す新感覚のケーキ、クリスマスパーティーでも話題を呼びそうだ。

スタッフ

▲▲オーナーでパティシエのナデージュと共同経営者のモーガン

〈文・写真/大村 絵理〉

information

外観 NADEGE
Patisserie

780 Queen St. W.
tel:416-368-2009
サイト:
www.nadege-patisserie.com

月〜日 8:00〜20:00

▲ストリートカー#501(西行き)Claremont St.下車、徒歩2分

トロントマップ

店内 ▲自然光がいっぱい入る明るい店内は、美味しいコーヒーや紅茶をお供に一息つくのにピッタリ。

 
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