やわらかフィレミニョン&ポブラーノソース

Filete Poblano

(2010年02月19日記事)



Filete Poblano ($23.95)

メキシコの唐辛子を使った 伝統的
ソースでいただく柔らか肉

今年の冬は降雪量も少なくて随分過ごしやすいが、外を歩けば冷たい風が吹き抜けて体感温度マイナス何十度なんていう日も珍しくない。そんな時に無性に恋しくなるのがメキシコ料理!

太陽の輝くビーチにラテン系音楽、そしてスパイシーな料理をイメージすると体温が少し上昇する気がするから不思議だ。ここ、メキシカンレストラン「Milagro」はダウンタウンに1号店をオープンしてまだ4年弱ながら、現在トロントに3店舗を展開する。今日はその人気の秘密を探りにノースヨークにある店舗を訪ねた。

最高品質フィレミニョン!

メニューを見て、そのバラエティの豊富さに嬉しくなる。タコスやワカモレなどお馴染みの料理はもちろん、シーフード、肉料理、そしてベジタリアンメニューも数多い。メキシコにはこんな料理もあるのか〜と思いながら、店のスタッフもイチオシの「Filete Poblano」にトライしてみた。牛フィレ肉の先から切り取った、とても柔らかなフィレミニョンを使ったメニューで、ポブラーノというチリから作ったトラディショナルなソースでいただくとのこと。北米に定着している「メキシカン=ファストフード」的なイメージを完全に改めてくれそうな一品だ。

本場の味とは?スパイスとソースに注目

唐辛子の原産国として知られるメキシコ。細くて小さいセラーノ、極辛で有名なハバネロ、ジャンボピーマンみたいに大きいけど辛くないピミエントなど、風味も形も多種多様だ。ポブラーノは長さ10センチ弱の大きめのチリで、そんなに辛さは感じない。ただ、たまにもの凄く辛いものもあるとのことだ。ソースはクリーミーで、香辛料が爽やかな味わいを加えてくれる。フィレミニョンのジューシーさとのバランスもとても良い。個人的にはスパイシーという感じは無かったが、メニューには*印で辛さの目安が示してあるので参考にして欲しい。

▲Atun Contramar ($20.50)
ハイクオリティーなツナ。軽く焼いてスライスしてあるが中心部は刺身状態! 味はさっぱりしているがボリュームある一品。

▲Taquitos Sirena ($11.25)
ソテーされたプリプリのシュリンプ、オニオン、パイナップルなどが入ったタコス。スパイスとフルーツのコンビネーションが美味。

辛みはメキシコ料理が人気を集める要素のひとつだろうが、モーレやサルサ(共にスペイン語でソースの意)などソースの奥の深さにハマってしまう人も多いようだ。モーレの作り方は様々だが、一般的には乾燥させた唐辛子、玉ねぎ、ニンニクなどを炒め、チキンストックを加えてとろ火でぐつぐつと煮詰める。アーモンドやピーナッツなどを挽いたものやメキシコ産のチョコレートが入ったものもあり、トロリとした口当たりと甘さとスパイスの絶妙なバランスがクセになる。タコスやサルサだけはない、本場メキシコの複雑で幅広い味が楽しめること、それがこの店が人気の理由なのかもしれない。

エグゼクティブ・シェフのアンドレスとマネージメントのアルトロは兄弟でメキシコ生まれ。同地で育った彼らが大切にしているのは伝統的なレシピと調理方法が忠実に守られたオーセンティックなメキシコ料理。本格的なマルガリータやメキシコ産ビール、ワインなどドリンクメニューも充実していて、デートや友人同士の食事会にもぴったりのお勧めの一軒だ。 〈文・写真/大村 絵理〉

スタッフ

▲プロフェッショナルなスタッフにメニューのチョイスなどを相談してみよう。

information

外観 Milagro
3187 Yonge St.
tel:416-487-2855
他、2店舗あり
サイト:
www.milagrorestaurant.com

月   17:30〜21:00
火〜木 17:30〜21:30
金・土 17:30〜22:30

▲地下鉄Lawrence駅から徒歩3分

トロントマップ

店内 ▲カジュアルで寛げる雰囲気の店内。2階もあるのでパーティなどにも対応可。

 
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