手間と愛情をかけた
オリジナリティに溢れるカフェ料理

Black Bean Burger

(2010年10月15日記事)

Black Bean Burger ($7.99)

冬前の穏やかな気候を楽しみながら散歩に出かけ、とっておきカフェでちょっとひと息というのはこの季節にぴったりな過ごし方。今回は、街中にカフェが溢れるトロントで噂になっている人気カフェ「Teatree Cafe andEatery」を紹介したい。グリークタウンに今年の1月にオープンしたここは、居心地の良さと動物性食品は一切使用しない「ビーガン」フード、そして小麦などを使わないで作る「グルテンフリー」のケーキなどのユニークなメニューで人気を集めている店だ。

作る事へのこだわり

自分の店を持つのが長年の夢だったというオーナーのエリンは、「手作りのカフェ」というコンセプトを大切にしている。メニューのほとんどを自ら考案し、自分で作ったもの以外の食べ物は店に置かない。このこだわりはカフェのインテリアにも現れており、テーブル・カウンターをはじめ、店のアート作品までもリサイクル品を上手に利用しながら自分で手がけたという。

自慢のバンズが主役のバーガー

この「黒豆バーガー」の決め手となるのは自家製のバンズ。手作りパンを出す店は増えているが、この店の違いは手でこね上げているところ。一斤作るのに3時間はかかるという。愛情の注がれたバンズはもちろん毎朝店で焼き上げられる。「一口でその違いがはっきりとわかるはず。美味しさが全然違うでしょう?」と言うエリン。

▲あっさり味のシンプルサラダはトマト、フレッシュなモッツァレッラ、バジルの名コンビにひよこ豆が加わったヘルシーな一品。
Chickpea Salad ($3.99)

▲パウダー状のナッツを小麦の代わりに使用したグルテンフリーのケーキ。 口にするたび広がる香ばしさがたまらない。
Hazelnut Cupcake ($3.50)

オレガノやローズマリーなどのハーブのアクセントが効いたバンズはきめ細かで重量感があり、ベーグルにも似た生地に仕上がっている。しっかりとした噛みごたえと、カントリー風の優しい味は見事としか言いようがない。
バーガーのパテや野菜にもできる限りオーガニックやローカルのものを取り入れるなど、こだわりを追求。パテには肉の代わりにブラックビーンズ(黒豆)と、パン粉、チリペッパーや、クミン、オニオンなどのスパイスを加えて焼いたものを使用。野菜たっぷりのチリを思い出させるような味わいだ。パンに塗られたハーブ入りのマヨネーズとの相性も抜群。ほっこりとした黒豆の食感と、シャキシャキのスプラウツの新鮮な香りが強く印象に残る。

スタッフ

▲ 元気で明るいオーナーのエリン

「思い立ったら行動が早いのが私の特徴」という彼女。新しいメニューのアイディアが浮かんだら早速クッキングに取りかかるそう。それゆえ店のショーケースには新作ケーキが次々と並ぶ。ケーキと一緒にコーヒーはもちろん、ルースリーフ・ティーも魅力的。手作りの温かさを楽しんで欲しい。

〈文・写真/村上 ゆり〉

information

外観Teatree Cafe and Eatery

867 Danforth Ave.
tel:416-901-9089
www.teatreecafeandeatery.
blogspot.com

営業日
月〜金 8:0018:00
土・日 10:00 18:00

▲ 地下鉄Donlands駅より徒歩1分

トロントマップ

店内 ▲ 以前は日本食レストランだったというこのカフェは、障子がナイスなアクセント。

 
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