サックリふわふわの衣に感動

Fish & Chips
with Tartar Sauce

フィッシュ&チップス

(2011年04月01日記事)

Fish & Chips with Tartar Sauce ($17.00)

英国圏であるトロントの町にはイングリッシュ・パブやアイリッシュ・パブがあちらこちらに溢れる。「パブ」とは元々イギリスで始まった「パブリック?ハウス」の略語。その名の通り「公共の家」として年齢に関係なく人々が集まり、食事などを楽しむ場所だ。そんな英国文化を代表するパブの中から今回、自信を持ってお勧めしたいのが「The Queen and Beaver Public House」だ。

「美味しい」が自慢のパブ

トロントにはおいしい食事が出来るパブがない! と思い、この店を始めたオーナーのジェイミー。そんな彼のもとに現れたのが現在もヘッドシェフを務めるアンドリューだ。彼の芸術的な感性とトップクラスの味に惚れ込み、今のドリームチームが生まれたのだという。目指すのは故郷イギリス料理にオリジナリティを加えた料理。店で提供する食事のすべてをキッチンで一から作る事にも重点を置いている。

一流シェフのフィッシュ & チップス

イギリスらしい食べ物といえばやはりフィッシュ&チップスだろうと、人気のこのメニューを試してみる事にした。
口に入れてすぐに驚かされたのが、サクリとした表面と感激するくらいふわふわで絶妙な食感の衣。その中に熱々の魚の旨味がぎゅっと詰まっている。魚にはハーブとレモンでうっすらと下味が付けられ、ファストフードでは味わえないシェフの技が感じられる。
また、シンプルだからこそ、何をつけて食べるかが重要となるフィッシュ&チップス。ここではタルタルソース、ホームメイドのケチャップ、そしてレモンという定番コンビネーション。

▲ トマトベースのテールスープ。オックステールは柔らかく煮込まれ、コクのある豊かな味わい/Oxtail Soup & Dumplings ($8.00)

▲ スティッキー・トフィーが作れなくてはイギリス人のシェフ失格!と言う程ポピュラーなデザート/Sticky Toffee Pudding ($8.00)

しかし、何かが違う。サワークリームをベースとしたタルタルソースはさっぱりとした後味。みじん切りのタマネギ、ピクルス、セイボリーやオレガノなどのハーブなどが入り、その酸味が淡白な白身魚とよく合う。フェンネルやコリアンダーなどが加えられたケチャップは、チャツネのような味が特徴。ケチャップよりも遥かに風味豊かでクセになってしまう。そして、こんがりとローストされたレモンはフライの上に散らされた海塩と一緒に食べるのが相性よし。皮ごと揚げたチップス(フライドポテト)もカリカリのほくほく。手作りならではの優しい味わいだ。

スタッフ

▲ シェフのアンドリュー

アットホームな雰囲気のこのパブでは、大スクリーンTVを囲む心地よいソファー席なども用意。みんなでビール片手にスポーツ観戦で盛り上がるもの楽しいだろう。次回友達にパブへ行こうと声をかけられたら、すかさずここを提案したいと思う。

〈文・写真/村上 ゆり〉

information

外観The Queen and Beaver Public House

35 Elm St.
tel:647-347-2712
queenandbeaverpub.ca

営業日
Lunch
  月〜金 11:30 〜 15:00
Brunch
  土 ・ 日  8:00 〜 18:00
Dinner
  月〜土 15:00 〜 23:00
       日     15:00 〜 22:00

▲ 地下鉄Dundas駅から徒歩5分

トロントマップ

店内 ▲ アンティーク調にまとめられた店内はパブの雰囲気が苦手な方にもお勧め

 
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