エジプト大統領、退陣要求高まる

1月25日、エジプトで実質的な独裁体制にあったホスニー・ムバラク大統領政権に対する反政府デモが発生して以来、同国内では死者300人以上、負傷者2000人以上、数百人以上の逮捕者が出るなど混乱が続いている。ムバラク大統領は29日、側近であるオマル・スレイマン氏を副大統領に任命、閣僚全員を更迭するなど政治改革の施行を野党側にアピールして対話による事態の収拾を模索。しかし野党側は今月1日、大統領が退陣するまで交渉には応じないとの姿勢を明らかにし、憲法改正、民主化などの実現を要求した。同日には首都カイロ、アレクサンドリア市内で100万人を超える大規模なデモが起こるなど、反政府運動は高まりを見せている。エジプト国内にはおよそ6500人のカナダ人が在住しており、デモ発生後、カナダ政府は避難用のチャーター航空機を緊急手配。これまで200人以上が無事帰国を果たしている。

[ 2011/02/04 ]

 
▲PAGE TOP