リビアに対しカナダ政治制裁へ

2月17日、リビアの最高指導者として40年以上統治を続けてきたムアンマル・カダフィ大佐とその政権に対し、反政府デモが勃発した。その後、同国内では政府軍によるデモ参加者への弾圧が激化し200人以上の死者が出るなど、首都トリポリを中心に混乱が続いている。
カナダ政府は、26日までに駐リビア大使と外交官ら全員を軍用機で国外に避難させたほか、同国在留カナダ人らへの対応も引き続き行なわれており、リビアからマルタ島(マルタ共和国)への搬送を行なっている。2月末までに約200人のカナダ人がすでにリビア国外に避難しており、さらに100人以上の避難が予想されている。ハーパー首相は市民デモ弾圧について、「残虐行為である」と激しい口調で批判。ヨーロッパ連合(EU)や米国政府と協力して政治的制裁を発動する準備を進めており、すでにカナダ国内にあるリビア政府の資産23億ドルの凍結を明らかにしている。

[ 2011/03/04 ]

 
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