ユタ州の新移民条例

米ユタ州議会は7日までに州独自の「移民法」を通過させたが、ゲーリー・ハーバート州知事が署名するか、拒否権を行使するかで新法の行方が注目されている。新法は、昨年アリゾナ州で発効された移民法と同様、違反行為を犯した者などに対し在留資格の証明を求めることを義務付けるもの。同時にこの新法は「家族の離散を防ぐ」ため、不法滞在者に対し2500ドルの罰金支払いを条件に州内就労を認める「ゲスト就労プログラム」を取り入れている。この相反する面を持つ条例は「ハイブリッド移民法」といわれ、州内での不法移民者取り締まり要求と、低賃金労働の必要性などがそれぞれ背景にあると見られている。しかしこのような移民法は、移民問題を管轄する連邦政府の法律に違反し、アリゾナ州で通過した移民法に関しては、「連邦法に対する侵害」であるとして、現在保留の状態となっている。

[ 2011/03/18 ]

 
▲PAGE TOP