下院、5月2日に総選挙へ

連邦下院議会が3月22日に再開され、政府による11年度会計予算が上程されたが、自由党は政府が「F-35戦闘機購入」や「司法制度改革」などについて具体的な説明を行なわず、「国会への侮辱」にあたるとして内閣不信任案を提出。新民主党(NDP)とブロック・ケベコワ党も賛成票を投じ、不信任が可決された。
これを受けてハーパー首相は、26日にジョンストン総督の承認を受け下院を解散。投票日を5月2日と決定し、総選挙態勢に突入した。
保守党は06年以来少数与党にありながら支持を徐々に伸ばし、現在の支持率は第1野党の自由党を大きく上回る。イグナティエフ自由党党首は他党と連立政権を組む意向はないとしており、同党が政権を奪回する可能性は低い見込み。
また、NDPのレイトン党首は前立腺がん手術や人工関節手術などで健康に不安があり、厳しい選挙戦を強いられると見られている。こうした背景で保守党が議席を伸ばせば5年ぶりの多数派政権成立の可能性も出ている。

[ 2011/04/01 ]

 
▲PAGE TOP