Born To Be Wild!!
この夏、バイクに乗ろう!!
〜免許取得への道〜

(2009年05月01日特集記事)

全身で風を感じることができるバイク。スピードが体を包み込む感覚は車では味わえない、バイクならではのもの。颯爽と風を切って走るのはちょっとスリリングで、日常から解放される瞬間でもある。道行く人から憧れの視線を感じたり、他のライダーやドライバーから声をかけられたり。そう、バイクは、何か特別なカッコイイ存在なのだ!

高い運転技術が必要なようにみえるバイクだが、車体を体の一部として自分の思うままに操ることができるため、自転車に乗れる人ならほとんどが乗ることができる。排気量が大きくなるほど出力も大きくなり、エンジンが大きく重くなる分取り扱いは難しくなるが、風格と走る魅力は圧倒的だ。
近年、ガソリン代が高騰していることなどから、ここオンタリオ州では車に比べて燃費のいい二輪車の人気が高まり、免許取得者の数が年々増え続けている。
オンタリオ州の自動二輪車免許は、日本と違い排気量毎のカテゴリー分けは2つだけ。それも、上位免許を取るために下位免許を取るという段階を経る必要がなく、最初から大型バイクに乗ることだってできる。教習期間・費用もとても安い。味わったことの未知の感覚を体感できる乗り物、バイク。"Vroom! Vroom!"と、この夏はバイクに乗って、カナダの自然を満喫しに出かけてはいかが?

Graduated Licensing System
オンタリオ州の免許取得システム

バイクイメージ

オンタリオ州の自動二輪免許は段階的な免許取得システム「Graduated Licensing System」を採用しており、3段階に分けて免許をアップグレードしていく。ライセンスのクラスはM1、M2・M2L、M・MLと3つに分かれており、筆記試験に合格すれば発行されるM1免許以降は、運転したいバイクのカテゴリーによってM2、MあるいはM2L、MLと分岐する。LはLimited-Speedカテゴリーを表し、排気量50cc、最高速度が時速70km以下のスクーター(Motor Scooter)や、原動機付自転車(Moped)の運転に限られる。
M1免許の有効期間内に実技試験に合格すると、M2(M2L)免許が発行される。こちらも同様に有効期間内に実技試験に合格すれば、運転時間や場所などに制限が無いM(ML)免許が取得できる。いずれの免許も受験資格は、16歳以上でオンタリオ州に60日以上在住していることだ。

試験会場イメージ

M1

有効期間:発効日から90日間
禁止項目:酒気帯び、2人乗り、夜間の運転(日没後30分から日の出の30分前)、制限速度時速80km以上の道路走行(ハイウェイ11、17、61、71、101、102、144、655は除く)

M1(M1L)取得Mission:Motorcycle Knowledge Test(筆記試験)の合格

Motorcycle Knowledge Test(筆記試験)
【料金】受験料$10、 免許発行料$7.50
【内容】参考書「Motorcycle Handbook」と「the Driver's Handbook」に基づいて出題される選択問題。オンタリオ州の道交法が主体となる。視力検査も行なわれる。
参考書は一般書店、Canadian Tire、オンタリオ州運輸省(Ministry of Transportation=MTO)で入手できる。
【場所】ダウンタウンの試験会場:Service Ontario
( 777 Bay St.,College Park Market Level )
その他の会場情報:www.drivetest.ca/en/loc/dec.aspx

実技試験イメージ

M2

有効期間:M2発効日から5年間
禁止項目:酒気帯び

M2L

有効期間:M2発効日から5年間
禁止項目:酒気帯び、ハイウェイ401やQueen Elizabeth WayなどのControlled-Access Highwayといわれる高速道路での走行、2人乗り(Mopedのみ)

M2(M2L)取得Mission:M1 Road Test(路上実技試験)の合格

方法 1. 〈Drive Test Centreで直接受験〉
【期間】M1取得後60日以降90日以内
【料金】路上実技試験料$40(受験車両は各自持参)

方法 2. 〈教習所に通って受験〉
【期間】M1取得後90日以内
(ただしM2発効は、M1発効後60日以降)
【料金】講習料(試験料込)$375〜440(各教習所により異なる)
【内容】Motorcycle Safety Course(M2免許教習)
座学教習:約3時間
簡単な法規、免許制度、自動車保険制度、実技教習の説明など
実技教習・試験:2日間
1日目:基礎から簡単な応用までの実技教習
2日目:1日目の復習、模擬交通、危険回避の練習と実技試験(教習所により多少異なる)。受験車両は教習所のものを使用

※順番待ちがある教習所もあるので、M1免許合格後すぐの申込がお勧め。必要な持ち物、服装なども教習所によって異なるのでよく確認しよう。

※修了証明書をMTOに持参すれば、免許を発行してもらえる。

M

有効期間:更新のみ

ML
有効期間:更新のみ
禁止項目:ハイウェイ401やQueen Elizabeth WayなどのControlled-Access Highwayといわれる高速道路での走行、2人乗り(Mopedのみ)

M(ML)免許取得Mission:M2 Road Test(路上実技試験)の合格
M2免許取得後22か月経てば、路上実技試験を受ける資格が発生する。

方法 1. 〈Drive Test Centreで直接受験〉
【料金】路上実技試験料$75(受験車両は各自持参)

方法 2. 〈教習所に通って受験〉
【料金】講習料(試験料込)$350〜405(各教習所により異なる)
【内容】M2 Exit Course(M免許教習)
座学教習・車両チェック:約3時間
正しい車両操作、乗車の仕方の説明。車両チェックは、公道走行への適性、違法改造・騒音の有無など。
実技教習・試験:1日
実技教習:住宅地・教会・学校の近所、市街地、高速道路の走行。
試験:受験者はトランシーバーを装着し、指定されるルートを走行。試験官は自動車で追尾し、走行ルートを指示する。受験車両は各自持参(ML免許は高速道路での実技試験除外)。

※修了証明書をMTOに持参すれば、免許を発行してもらえる。

page 2 へ続く

▲PAGE TOP