Toronto Blue Jays

怪我人続出 ! エースの流出?!
後半戦は新人左腕リッキー・ロメロに期待大

(2009年08月07日特集記事)

今シーズンは好発進したジェイズだが、5月半ばから急に勝ち星が伸びなくなり、44勝46敗と負け越して折り返してしまった。先発投手全員が怪我に見舞われるというハプニングが起きたのがその理由のひとつだろう。傘下から頻繁に新人や若手投手を呼び寄せているためなかなか安定したローテーションを組めず、苦戦する日々が続いている。

2番打者アーロン・ヒル選手とエースのロイ・ハラデー選手が出場したオールスター戦を機にこの流れを変えたいところだったが、ハラデー選手の去就をめぐって勝敗以外の話題で揺れたジェイズ。大リーグでは、チームNo.1のスター選手であっても、何の前触れもなくシーズン半ばにトレードされることがしばしばある。今回持ち上がったトレード話は結局、ハラデー選手の実力に見合うオファーがなされなかったという首脳陣の判断のもと、残留という方向で落ち着いたが、来年にはFA(フリーエージェント)権を獲得し、行使する確率が高い同選手。本人も08年のオールスター戦に出場した際、「ワールドシリーズで優勝を目指せるチームでプレーがしたい」と語っており、年の終わりにFAでジェイズを去ると考えるのは妥当だろう。

そんな不安定な中で、最もHOTで好調を維持しているのが新人の左腕、リッキー・ロメロ投手だ。前半戦終わって7勝と、ハラデー選手の10勝に次いでチームで2番目に多い勝ち星をあげている。さらにオールスター戦をはさんでチームの先発を2試合連続で務めるなど監督の信頼も厚い。

「信頼されているのはとても気持ち良いこと。だからいつもクオリティーの高いピッチングを心掛けているんだ」と笑顔で答えたが、新人だけにやはり苦労もあったようだ。

「中5日でローテーションを回すのに対応するのは難しかったよ。微妙に日程がずれたりすることもあったしね。それに関しては今でも毎日勉強の日々だよ」

前半戦の勢いがあれば新人王も夢ではない。

「『獲りに行くか?』と聞かれれば『そうだ』と答えるけど、別に狙っているわけじゃない。結果と共に付いてくるものだからね。今はしっかりローテーションを守るだけだよ」とチーム内での活躍を1番にあげたロメロ選手、今後どこまで成長し、後半戦にどれだけチームを支えるか楽しみだ。

8月は同地区のチームとの試合が多数組まれているため、負けられない試合が続くジェイズ。これ以上首位と引き離されるとプレーオフ進出がますます遠のいてしまう。夏本番のトロントをさらに熱くできるよう、ジェイズを盛り上げよう! Let's Go Blue Jays!!!

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