不朽の名作 限定上演!

Little House on the Prairie & RENT

 

(2010年01月08日特集記事)

Photo of Steve Blanchard and Melissa Gilbert by Michal Daniel, 2008

ニューヨークやロンドンに次ぐミュージカルの聖地として有名なトロント。ダウンタウンには大小様々な劇場、コンサートホールが集中しており、いつも多くの人で賑わっている。ロングランヒットとして上演された「サウンド・オブ・ミュージック」が1月10日をもって終了。新たなラインナップが期待される中、世界中を感動させた名作2タイトルがそれぞれ期間限定で上演されることが決定した。

西部開拓時代の家族ドラマ『大草原の小さな家』

2008年にアメリカで初めてミュージカル化された『大草原の小さな家(原題: Little House on the Prairie)』。日本でも1975年よりテレビドラマシリーズとして放映、数回に渡って再放送されるなど、圧倒的な人気を誇っていた作品だ。

原作者ローラ・インガルス・ワイルダーが執筆した半自叙伝小説シリーズのひとつが元になっており、西部開拓時代のアメリカを舞台に、ミネソタ州に移り住んだインガルス一家の苦しくも明るく楽しい生活を描いたハートフル・ストーリー。個性的で魅力溢れるキャラクターたちが織りなす物語は、どんな年齢層でも深い感動を覚えるだろう。

長年に渡って全世界に愛され、今もなお根強いファンを持ち続けているファミリードラマの決定版であり、不朽の名作。寒い日にたどり着いた温かいシチューの様に、観るものの心を暖めてくれる。

あらすじ

19世紀末、西部開拓時代のアメリカに暮らすイングラム一家は、家長のチャールズとその妻であり心優しい母親でもあるキャロライン、大人っぽい長女のメアリー、おてんばな次女ローラ、そして末っ子のキャリーの5人で構成される家族たち。ウィスコンシン州の大きな森の小さな家を離れ、未知なる土地を求めてミネソタ州に移り住み、新しい暮らしをはじめる彼らだったが…。

現代版ラ・ボエーム『RENT』

そして、96年の初演以降、歴代7位というロングラン公開記録を持ち、05年には映画化、『トニー賞』をはじめ様々な賞を受賞した作品『RENT』もトロントにやってくる。

プッチーニのオペラ作品『ラ・ボエーム』の世界を現代のニューヨーク、イーストヴィレッジに置き換え、そこに住む若者達の社会問題や困難を描いた。当時の主流であったクラシカルなブロードウェイ作品に、センセーショナルなストーリーラインやロックミュージックを融合させた前衛的なミュージカルとして新しい世代のファン層をも魅了し、伝説的な大ヒットとなったのである。

セクシャルマイノリティにエスニックマイノリティ、イリーガルドラッグ、そしてHIV感染などといったエンターテインメントの世界では敬遠されがちなヘビーな社会問題を題材として扱った点でも他の作品とは一線を画しているが、全ての人々に生きる勇気や希望といった普遍的な感動と心に残るメッセージを与えてくれる名作だ。特に、キャスト全員が歌う劇中歌「シーズンズ・オブ・ラブ」の印象的な美しいメロディには心洗われるだろう。

あらすじ

ニューヨークのイーストヴィレッジに住む元ロックミュージシャンのロジャーと、自称映像作家のマークは、滞納している家賃(レント)を払えず、電気も暖房も止められてしまうほどの貧しさに頭を抱えていた。そんな彼らを取り巻くダンサーのミミ、大学教授のコリンズ、ストリートドラマーでドラッグクイーンのエンジェル、パフォーマンス・アーティストのモーリーン、ハーバード大卒エリート弁護士のジョアン。

彼らの中には同性愛者、薬物常用者、そしてHIV感染者もいるのだが、それぞれに悩みを抱えながらも、厳しい現実の中で起こる様々な事件や出会いを経て、新たな道を見いだし進んでいく。

Event Information

Little House on the Prairie

【日 時】 1月27日(水)〜2月28日(日)
【場 所】The Canon Theatre (244 Victoria St.)
【入場料】$30〜
【連絡先】416-872-1212、1-800-461-3333
【サイト】www.mirvish.com(チケット情報)

RENT

【日 時】1月12日(火)〜24日(日)
【場 所】The Canon Theatre (244 Victoria St.)
【入場料】$45〜
【連絡先】416-872-1212、 1-800-461-3333
【サイト】www.siteforrent.com(公式サイト)www.mirvish.com(チケット情報)


【サイト】

▲PAGE TOP