ナイアガラ アイスワイン フェスティバル

Niagara Icewine Festival

 

(2010年01月22日特集記事)

Photos: Courtesy of Niagara Grape and Wine Festival

移民国カナダには、ワインの製法を熟知したヨーロッパからの伝統を引き継ぐワイナリーが数多く存在する。中でも屈指のワイナリーが集結していると言われ、ワイン通を虜にしているのがオンタリオのナイアガラ地区。ワインの最高峰と言われるフランスのコンクールで金賞に輝いたワイナリーリーなどもあり、世界中にその名を轟かせている。

ice wineそのナイアガラ地区、ナイアガラ・オン・ザ・レイク、セント・キャサリンズで、恒例のナイアガラ・アイスワイン・フェスティバルが開催されている。このフェスティバルは今年で15回目。期間は17日間と、昨年よりも1週間延長されての開催だ。ナイアガラ地区の30のワイナリーが送り出す自慢のアイスワイン、いくつかを飲み比べてお気に入りを見つけたい。また、週末に訪れるなら、是非ディスカバリー・パスを入手しておきたい。たったの30ドルで6つのワイナリーを訪れることができる魅力的なパスだ。

"アイスワイン“は日本ではあまり馴染みがないかもしれないが、欧米ではその香り高く上品な味わいから食後のデザートワインとして愛されている。その産地として挙げられるのは主にドイツ、オーストリア、カナダ。その中でもカナダのアイスワインは、常にトップレベルに格付されているのだ。

奇跡的な偶然が生んだアイスワイン

niagara ice wine そもそも、アイスワインってどんなワインなんだろう、どうやって作っているんだろう、そんな疑問を抱く人もいるだろう。そして、その値段をみて驚く人も多いのではないだろうか。しかしそれには大きく頷ける理由がある。

ドイツで生まれたアイスワインだが、それは偶然が生んだ奇跡の味だった。ある時、ドイツの小さな農場は予期せぬ霜に襲われ、その年の葡萄収穫は大損害。しかし、処分するはずの凍結した完熟果実から僅かなワインを造ってみたところ、今まで味わったことのないような濃密で深い香りと甘さをもつ極上のワインが出来上がったのだ。その後、高級品としてヨーロッパ貴族の間で重宝されたその極上ワインは、今ではアイスワインと呼ばれ、れ、世界中のワイン通を唸らせている。

氷結した葡萄の果実からは、ひと房あたりスプーン1杯分、通常の8分の1程度とごく僅かの果汁しか採取できない。さらに、気温が上がっては果実が解凍されてしまうため、収穫は真冬12月・1月の夜中から朝方にかけ、一つひとつ手作業で行なわれる。通常のワイン以上の手間と時間をかけ、厳しい自然条件のもとで作られる特別なワイン、心ゆくまで堪能しよう。

Information

Niagara Icewine Festival

Niagara Ice wine

【日 時】 1月15日(金)〜31日(日)
【場  所】Niagara地区一帯
      Niagara Icewine Festival Office
     (8 Church St., Suite 100 St. Catharines)
【連絡先】905-688-0212
【サイト】www.icewinefestival.com

Events

Sparkling Ice Brunch

【日 時】1月24日(日)11時〜14時
【場  所】Queen's Landing, Tiara Restaurant
     (155 Byron St., Niagara-on-the-Lake, Ontario)
【参加費】 $42(食事、ワイン試飲込み)

Niagara-on-the-Lake Icewine Experience

【日 時】1月23日(土)、24日(日)11時〜17時
【サイト】Queen St. 沿い (Niagara-on-the-Lake, Ontario)

Jazz and Wine Seminars

【日 時】 1月30日(土)13時、15時
【場  所】Niagara-on-the-Lake Market Room Courthouse
     (26 Queen St., Niagara-on-the-Lake, Ontario)

ice wine

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