大好評につき再々上映!

シネマ歌舞伎

最新テクノロジーが可能にした
歌舞伎の醍醐味を大画面で…

(2011年01月21日特集記事)

現代の最新テクノロジーと日本の古典芸能の融合「シネマ歌舞伎」。*HD高性能カメラで撮影した歌舞伎の舞台公演を映画館の大画面で上映するこのイベントは、新しい娯楽として日本国内でも多くの演目が上映されている。
トロントでも一昨年、ジャパンファウンデーション・トロントのパイロット・プロジェクトとして2回に渡って上映され、大盛況のうちに幕を閉じる。再々上映となる今年は、場所をバンクーバーへも拡大、より多くの観客に歌舞伎舞台の迫力をシネマ歌舞伎で楽しんでもらえるようになった。
では、「シネマ歌舞伎」のどこが特筆に価するのか?それは、舞台公演を撮影・上映しても、その迫力を再現するのは難しいとされていた歌舞伎の臨場感を再現したテクノロジーにある。実際に観客の入った舞台を、8台もの高性能HDカメラが捉える。さらに数十本ものマイクによって収録された映像と音声を編集し、特別な劇場用プロジェクターと6チャンネルの音響で上映。映画館いっぱいに生の臨場感と華麗な舞台が再現されるのだ。熟練した役者たちの時に繊細で時にダイナミックな動き、色彩鮮やかな舞台、長唄・三味線・鼓・笛の音色が再現され、まるで客席にいるかのよう。時には、客席からでは見ることができない角度から捉えた映像が大画面いっぱいに映し出される。
今回の演目は、『鷺娘(さぎむすめ)』『眠駱駝物語(ねむるがらくだものがたり)』『連獅子(れんじし)』の3作品。ため息が漏れるほど美しい女形・玉三郎の舞踊作品、思わず笑いがこみあげる古典落語からの喜劇、そして、迫力溢れる人気演目と、どれも見逃したくない3本が揃った。
長い歴史に支えられ、日本が世界に誇る総合芸術、歌舞伎。その鮮やかな世界がカナダのスクリーンで蘇る―。

*高解像度、ハイディフィニションの略

取材協力:ジャパンファウンデーション・トロント

Information

シネマ歌舞伎

【会 場】トロント:Scotiabank Theatre Toronto(259 Richmond St. W.)
            バンクーバー:Cineplex Odeon International Village Cinema s(88 West Pender St.)
【入場料】『鷺娘』$17、『連獅子』『らくだ』各$23※税・手数料込み
               前売り券はオンライン(www.cineplex.com)
               または各上映劇場窓口(正午より)で購入可。
【連絡先】 416-966-1600 内線)229
【サイト】 ジャパンファウンデーション・トロント www.jftor.org
               松竹 www.shochiku.co.jp/cinemakabuki
               ソニー www.sony.jp/cinema-kabuki
【予告編】YouTubeで予告編がご覧いただけます。「シネマ歌舞伎」で検索!

 

1. 鷺娘(さぎむすめ)

    英題:Heron Maiden

現代の歌舞伎女形の第一人者玉三郎の代表作といわれる長唄舞踊の名作。雪の舞う夜の闇、水辺に白鷺がたたずむ。遂げられぬ恋に悩んで果てた女の魂が煩悩に縛られたまま、鳥の姿でこの世をさまよう。華やかに若さ溢れた明るい日々を回想し、冷めやらぬ恋心を訴え、地獄での執拗な責苦を嘆く。海外初公開!

■ジャンル:舞踊 ■上映時間:32分
■録画場所:東京歌舞伎座(2005年)
【会場・日時】
   2月5日(土)13:00 トロント
   2月6日(日)15:00 トロント
   2月9日(木)19:30 バンクーバー

2. 眠駱駝物語 (ねむるがらくだものがたり)

    英題: Rakuda: Party with a Dead Man

長屋の嫌われ者馬太郎、通称「らくだ」が、ふぐの毒で急死。その友人こと半次は、葬式を出すの何のと口実を並べて、けちな大家から酒肴をもぎ取ろうと屑屋の久六としめし合わせる。そして2人は大家宅へ馬太郎を運び込み、悲鳴を上げる大家夫婦から酒をせしめるが…。
三津五郎・勘三郎が、絶妙の呼吸で繰り広げる、爆笑ブラックコメディー。

■ジャンル:喜劇 ■上映時間:52分
■録画場所:東京歌舞伎座(2008年)
【会場・日時】
   2月5日(土)14:30 トロント

3. 連獅子(れんじし)

    英題:Triple Lion Dance

実の親子俳優によって演じられることの多い『連獅子』を、通常の2人(父と息子)から3人バージョンに勘三郎が特別編成。踊りの名手・勘三郎が、2人の息子・勘太郎、七之助を従えて舞い踊る。敢えて子どもに試練を与える親の決意と思いやり、傷つきながらも見事に受けてたつ息子たち…親子の情愛がたっぷりと描かれる。豪壮な毛振りの息もぴったり。山田洋次監督がカメラマンを舞台に上げて、獅子の活力に肉迫する。

■ジャンル:舞踊 ■上映時間:55分
■録画場所:東京新橋歌演舞場(2007年)
【会場・日時】
   2月6日(日)13:00 トロント
   2月9日(水)18:00 バンクーバー

 
 
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