人々を魅了してやまない
美しい島々

New Caledonia

ニューカレドニア

(2011年01月07日記事)


南太平洋に浮かぶニューカレドニアは、首都ヌメアのあるグランドテール島を中心とした島々からなる。「天国に一番近い島」というフレーズと共にその名を聞いたことがある人も多いかもしれない。本島であるグランドテール島周辺には世界最大のラグーン(礁湖)が広がり、その珊瑚の海に守られるように、ジュゴンやウミガメ、そして数多くの種類の魚たちが暮らす。ひとたび海に潜れば、そこはまさに昔絵本で読んだような「竜宮城の世界」なのだ。かつて東南アジア方面から来たといわれる、メラネシア系の人々が住み着いたニューカレドニア。フランス領となった現在は、メラネシアとフランスの文化が融合し、独特の雰囲気を作り出している。今回は日本人をはじめ、世界中からやってくる人々を虜にしてしまう、ニューカレドニアの魅力をご紹介したい。

 

南仏の田舎街のようなヌメア

フランス語が飛び交い、フランス語のカラフルな看板も目につくヌメア。街にはカフェやショップ、パステルカラーの建物が立ち並ぶ。どこか南仏を思わせるオシャレな雰囲気のこの街だが、人々は穏やかでみな「Bonjour!」と気楽に言葉を交わし合い、のんびりとして親しみやすい。ここでは、食文化もまたフランスの影響を大きく受けている。ニューカレドニアの豊富な魚介類、野菜などの地元の食材を使った独自の絶品フランス料理が食べられるレストランも多い。
食のフランスを最も感じられる場所が、マルシェ(朝市)だろう。ヌメアにステイしたら、翌朝は少し早起きしてバスに乗り、ニューカレドニアの食の中心マルシェを訪れよう。大きなカフェボウルいっぱいのカフェオレに焼きたてのクロワッサンを頬張れば、朝からほんのり幸せな気分に浸れる。マルシェには、新鮮な野菜や果物、本場フランスの美味しいワインやチーズも種類豊富に揃う。食材だけでなくアクセサリーや雑貨などの露店もあるので、散策するだけでもワクワク楽しい気分になるだろう。ここヌメアでは、のんびり暮らす人々の温かさと活気を感じながら街歩きをしよう。

ウベア島で何もしない
贅沢な時間を過ごす

ニューカレドニアの魅力は何と言っても海の美しさ。そしてニューカレドニアのラグーン(礁湖)は、ユネスコの自然遺産にも登録されている。ヌメアから飛行機で約30分、天国に近い島と称されるウベア島にたどり着く。果てしなく続くホワイトサンドのビーチ、そしてその奥に広がる青い海。"青“とひと言で言ってもその表情は本当に様々。吸い込まれそうなほどの深い群青、宝石を散りばめたようなキラキラしたエメラルド、ラムネの瓶を透かしたような透明なライトブルー… 青色は人の心にすぅっと入ってきて、実に穏やかな気持ちにさせてくれる。この島に流れる時間はゆったりしている。そしてこの島を訪れる人は、いつしかそのゆったりとした時間に溶け込みんでいく。ただ穏やかな海を眺め、同じリズムで打ち寄せる波の音に耳を傾け、空に広がる満天の星空を見上げる。ただ何もしない、それはとても貴重で贅沢な時間の過ごし方かもしれない。心も身体も芯から解きほぐされ、リセットできる。それが天国に一番近い島、ニューカレドニアの魅力のひとつでもある。

〈文/尾登 麻衣子〉

 

写真 提供:ニューカレドニア観光局

information

● ニューカレドニア観光局(日本語)
www.newcaledonia.jp


詳細マップは下を参照

 

New Caledonia (ニューカレドニア)

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